M3148●江戸明治和本●〈日用贈答〉書札辨惑集書札辨惑口伝集上原茂雅

¥7000

(税込) 送料込み

商品の説明

●江戸明治和本●〈日用贈答〉書札辨惑集［書札辨惑口伝集］上原茂雅礼法
【判型】半紙本2巻附録1巻3冊。縦227粍。
【作者】上原茂雅（文会堂）編・序・跋。
【年代等】宝暦10年2月自序。明和3年7月跋・刊刊。［江戸］雁金屋伊兵衛板。
【備考】分類「礼法」。『〈日用贈答〉書札辨惑集』は、序文に「近来世に板行之書籍等多しといへ共、或は高下・軽重の差詳ならず、或は今古両流の別明ならず。故に初学之童蒙、彼を疑ひ、是に惑ひ、正に疎く俗に耽り、誤を正しとするの類少なからず」との現状で、子息・雅珍の勧めにより師伝の書札礼をまとめた草稿を上梓したもの。凡例で「書式・書法・書礼」「礼義」「書翰」「文字の真行草」「真字(まな)・仮字(かな)」「音訓」「朱引」等について解説し、目録によれば、上巻に「墨次之事」～「端書・袖書之訳・同書様之事」の30項（上巻末尾の後に「結納之目録」一項を追加）、下巻に「年始之書状之事」～「百官名『職原鈔』之抜書・国尽（本文は「国尽」が先）」の35項を収録し、適宜図解を交えて解説し、特に下巻では五節句や吉凶事（通過儀礼ほか）に伴う具体的な例文も掲げ、例えば封じ目（上巻10丁オ）の「ノリウスク付ベシ」のように実用的な心得にも言及する。以上の本文には「口伝」と記して解説が割愛された箇所が多いため、懇望により「附録」1巻を設けて補足してある。
★原装・題簽付・概ね美本。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、3冊揃いが、11,（小虫本）】。
◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。