吹奏楽 秘儀XI〈アスラ〉【送料無料】(スイソウガクヒギアスラ)

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ジャンル:国内吹奏楽

出版社:東京ハッスルコピー

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解説:編成
Piccolo
Flute 1,2
Oboe
English Horn
Bassoon
E♭ Clarinet Piccolo
B♭ Clarinet 1,2,3
E♭ Alto Clarinet
B♭ Bass Clarinet
B♭ Soprano Saxophone
E♭ Alto Saxophone
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1,2,3
B♭ Cornet 1,2,3
F Horn 1,2,3,4
Trombone 1,2,3,4
Euphonium
Tuba
Contrabass
Piano
Percussion 1 (Vibraphone / Xylophone)
Percussion 2 (Tubular bells / 3 Wind Chimes / Snare Drum)
Percussion 3 (Marimba / 2 Sleigh bells / Suspended Cymbal)
Percussion 4 (Glockenspiel / Suspended Cymbal / Tam-tam / 2 pairs of Bongo)
Percussion 5 (Suspended Cymbal / Gran Cassa / 2 Flexatones)
作品解説
 秘儀シリーズの9番目の作品。
 Wind Orchestra Sparkの委嘱により2022年12月始めから2023年1月末にかけて作曲。
 秘儀シリーズの各曲には、宗教的、秘教的、神話的といった性格が与えられている。
 本作の副題は〈アスラ〉。作曲にあたってはアスラが主役の一つのヒンズー教の神話から着想を得た。アスラはデーヴァと呼ばれる神々と対立する存在であり、邪気や悪魔的にイメージされることもある。
 この曲の関わる神話は以下のようなもの。
 『1000年に及ぶ、原初の乳海の攪拌によって生み出された不死の霊薬「アムリタ」をめぐって神々とアスラ族は争い、神々が勝利して集まりそれを飲んだ。その時、ラーフというアスラがそこに紛れ込み、アムリタを盗み飲んだ。それに気づいた太陽神と月神は、最高神ヴィシュヌに知らせた。ヴィシュヌは怒り、チャクラムという盤武器を投げ、ラーフの首を切断したが、アムリタで不死となっていたラーフの首は生きたままで天に舞い上がった。そしてその首は告げ口をした太陽神と月神を恨み、追い回して飲み込み日蝕や月蝕を起こすことになった。しかし哀れなことに首から下の胴体が無いため、飲み込んだ太陽も月もすぐに首をすり抜けてしまう。その繰り返し。』
 この曲は、このようなストーリーをそのまま描こうとしたものではないが A曲想との関連は強い。自由に読み取って、鮮烈大胆に表現していただければ幸いである。
(西村朗)

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